働いている人の声を聞いてみましょう
水野 洋 50代(ホームみらい施設長)
自己紹介
料理とDIYが趣味です。年末に、乙戸沼市場であん肝を1kg購入!酒蒸しにして、3分の2はホームに持っていきました。 大人の味のあん肝、あんまり人気なかったです・・・少しがっかり。残りは、酒のあてにしました。おいしかったです。
自立援助ホームはどんなところですか?
ホームの子たちは、大人扱いして欲しいし、大人と同じことをしたがります。一方、責任の取り方は勉強中ですので、その時は子どもに戻ります。 時に大人になり、時に子どもになる、その揺れが大きな時期なのだと思います。とやかく言っても始まりません。「見守ること」が大切です。
今までに印象に残っていることは?
肉体的にも、精神的にも著しく成長する時に携わる仕事です。昨年、一人暮らしを始めた子は、入所時は、私より目線が低かったのに、知らないうちに私を見下ろすようになりました。 昨年度は、通信高校の単位を一つも落とさず、成長を感じました。
興味を持たれた皆さんへ
接する大人により、大きく変わってくる彼ら。彼らが元気いっぱいに社会へはばたくよう、一緒に働きませんか?
堀金玉枝 50代(ホームあい児童指導員)
自己紹介
自然が何より好きで、バードウォッチング、トレッキングをしたりします。夏の時期は、休日は必ず庭の手入れです。草との葛藤は大変です!バラも育てています。読書も好きで最近は、「渋沢栄一」の人物伝が興味深かったです。
自立援助ホームはどんなところですか?
支援をするのにはいろんな視点が必要になると考えます。福祉的な視点、教育的な視点、心理学的な視点。それぞれが連携し「Oneteam」となった時によりよい方向に行くような気がします。
今までに印象に残っていることは?
高校3年生の女子を本気で叱ったことがありました。翌朝、彼女は口もきかず黙って学校に行きました。私は当分、口をきいてくれないと覚悟しました。が、夕方、長文のメールで「本当にごめんなさい。」 と謝り、自分の性格を反省していました。(泣いちゃいました)その子の事を本気で考えてあげれば、思いは通じることを実感しました。
興味を持たれた皆さんへ
援助ホームはまさに「一つの家庭」としての生活形態です。一人の子どもに寄り添って支援することは生易しいことではありません。自分の心に余裕がないと寄り添うこともできません。しかし、何とか 一つ一つ問題を乗り越えた時に、子どもと一緒に笑顔になれる自分がいます!やってて良かったと思える瞬間です!
江尻 飛鳥 30代(ホームあい施設長)
自己紹介
最近はプチ断食にハマっています。体重は減るし食事(作る、食べる、片付ける)に使っていた時間を別のことに使える、と良いこと尽くめです。
自立援助ホームはどんなところですか?
当法人が運営しているホーム「あい」のパンフレットに「ただいまって帰るとこ」というキャッチフレーズがあります。そこには、ホームが「生活の場」であり、子ども達の「安全基地」であるという思いが込められています。ホームでほっと一息つき、学校やアルバイトを頑張る、そのような場所が自立援助ホームだと思っています。
今までに印象に残っていることは?
子ども達が、何かに挑戦することに対して「どうせ自分は駄目だ」といった後ろ向きな言葉を吐くことがあります。例えば高校進学に対しても「家族みんな中卒だし、俺も卒業できないよ」と。ですが、四苦八苦して高校を卒業した子ども達が卒業証書を手にした時に見せる表情は全て笑顔でした。成功体験を積み重ね「どうせ」で人生の可能性を自分で狭めないようになってもらえたらと思います。
興味を持たれた皆さんへ
ご縁あってこのHPをご覧いただきありがとうございます。自立援助ホームってどんなところ?と少しでも興味を持っていただけたら幸いです。