通信教育で高校卒業-NPO法人シオン学苑
通信教育だから学校へは通いません。仕事を持っていても、空いた時間に自分のペースで勉強が出来ます。
高校を中退した人が、これまで獲得していた単位は、そのまま継続して認められます。なので効率的。
元教員や大学生がボランティアとして学習指導を行っています。また子ども達に授業料の貸与や給付を行っています。
少し年上のお姉さんやお兄さんが、講師として定期的に来所しレポート作成の手助けをしてくれます。
修学旅行やスキー合宿も行われます。勉強だけではなく遊びや就労体験などを通して幅広い教育を行っています。
仮にホーム退所までに卒業できなかったとしても、卒業するまでは継続してサポートするので安心です。
たのしい学活
冬期講習が行われています。昼間は体育としてスキー。夕食後はレポートの制作や、将来の事を話しあいます。
夏期講習が行われています。旅行を兼ねた社会見学。海水浴やキャンプ場での飯盒炊飯で時にリフレッシュも。
農作業や催し会場での出店、クリスマスには街を彩る電飾の設置など色々なアルバイトを体験。
費 用
自立援助ホーム入居者 | |
---|---|
月 謝 | 0円 |
教材費 | 実 費 |
通信高校学費 (1単位) | 10円〜8千円 |
通信高校施設 利用料 | 0円〜3万円 |
シオン学苑寮 | |
---|---|
月 謝 | 0〜6万円 |
教材費 | 実 費 |
通信高校学費 (1単位) | 10円〜8千円 |
通信高校施設 利用料 | 0円〜3万円 |
- 上記金額は、減免申請を行う前の金額です。減免申請等を行うことで、負担がほとんどかからず高校の勉強ができるようになります。
挨拶 - 苑長から
自立援助ホームに入居している子ども達の最終学歴は、ほとんどが中卒です。
サポート校シオン 学苑長 水野 洋
学歴偏重の世の中、中卒で安定した仕事につくことは難しく、経済的に苦しくなりがちです。次の世代も十分な教育を受けることができず、負の連鎖 により、低所得になる者も少なくありません。
私たちは、この 負の連鎖 を断ち切りたいと思っています。
シオン学苑には、今までにも、今も勉強を好きな生徒はほとんどいません。多くの生徒が苦手意識を持っています。 「これ以上、学校の勉強を嫌いにさせない!」をモットーに学習支援をしています。先生からいっぱい褒めてもらい、 勉強好きになってもらったらうれしいです。また、先生から丸をたくさん付けてもらい、「勉強ができるんだ」、と思って欲しいです。 将来、仕事上で勉強が必要になった時に、勉強は苦手だからと避けて通らずに、勇気をもち、一歩でることのできる大人になってもらいたい、と思っています。